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猫のぬいぐるみを作り始めて15年近くたちます。 色々な素材で猫を作ってきましたが、ぬいぐるみが猫に一番近い気がします。 ふわふわの毛や、やわらかなてざわりを他の素材で表現するのは難しいです。 猫は、毛色のバリエーションが豊富で、何色とも表現しがたいような、複雑な 色合いの猫も多いです。ぬいぐるみは、基本的に生地と生地を縫い合わせて模 様をだしていくので、絵を描くように細かな模様を表現することができません。 その中で、どうやったら、この複雑な模様を作れるか・・・と考え、生地を染 めたり、パッチワークのように縫い合わせたり、布用の染色ペンで模様を描き 込んだり、植毛をしたり、その時々でいろいろな方法を試してきました。最終 的にたどりついたのは、とても手間と時間がかかる方法で、複雑な模様の猫だ と、一体作るのに1カ月以上かかることもあります。でも、私の手で少しずつ モデルの猫らしくなっていくのは、なんとも言えない楽しさです。 ここではでは、今までに作ってきた猫ぐるみの中から、うちの猫をモデルに 作ったぬいぐるみを紹介します。一針一針心をこめて縫いあげたぬいぐるみた ちです。 |